店長登場
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前回の記事に引き続き、中国.上海のパチンコ屋「太田遊戯体験中心」にお邪魔してます。

ここからは店長Bさんへのインタビュー記事です。
中国のパチンコ屋の現状、将来」を聞いていきます。
店長Bさんも中国人の方です。











店長も中国人の方

---では改めまして、店長さんで良いんですよね?

店長B
はい、店舗の「総」責任者です。つまり店長ですね。


---顔や名前はNGですか?

店長B
そうですね、それはちょっと...。


---店員Aさんは顔を隠せばOKでした。店長Bさんもそれなら良いですか?ちなみにこういう写真です。

AAA


店長B
いや、これもちょっと....。


---手の、先っぽだけでも良いです。それで何とかお願い出来ませんか?写真が無いと、記事が嘘っぽくなってしまうんですよ。

店長B
まあ、じゃ先っぽだけなら...。


---ありがとうございます。これが店長の手です。

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今は上海パチンコ試験段階


---先程、店員Aさんにある程度は色々と聞かせてもらいました。
そこで、新しい台は入れるのが難しいとありました。やはり難しいんでしょうか?

店長B
はい、この店はですね、今試験的にやってるっていう店なんですよ。ギャンブルの店では無くて、きちんとしたまともな店なんですよという。


---はい。

店長B
それを今、政府が確認している最中なんです。


---なるほど、だから簡単ではないと。ちなみにその試験的にやっているというのは、オータグループが出店したいという希望を政府側に出した、という経緯ですよね?

店長B
もちろんもちろん。


---それを政府が確認してると。なるほど。

店長B
日本のパチンコ業界は今、こう、右肩下がりの、苦しい状態にありますよね。だから、海外に展開したいというのがあります。


---なるほど。では、この店は、今、ビジネスとして成功してますか?

店長B
正直、稼働率は悪いんです。ビジネスとしては失敗しているかもしれません。ただ、将来の可能性を見据えてやってるんですよ。重要なのはそこなんですね。今、ちゃんと合法的にビジネスをして、政府が、「問題ありませんね」「健康的な娯楽ですね」と認めてくれるかどうかというのが重要です。それを認識してもらえるかどうか。健康的な娯楽ですよっていうのを、目指しているので。

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---健康的な(笑)なるほど。

店長B
そう、そうなれば、自貿区の外のエリアにも、展開が可能になるんですよ。


---は~。なるほど。自貿区の外というのは、上海市だけ?

店長B
そうです。上海市だけ。こういうことって、「市」の単位で管轄してるんですよ。


---へ~。

店長B
上海市の「文化娯楽管理局」というのが、管理してます。


---ほおほお。先程、景品の上限は2000元(約3万4千円)というのがあったんですが、その上限も、「上海市」が上げる権利を持ってるんですか?上海市の許しが出れば、上限も上がる?

店長B
そうです、行けます行けます。

中国の行政システム


---じゃあ、なぜ中国にはギャンブルが無いんですか?「市」に決定権があるなら、ギャンブルを許可する「市」もあるはずですよね?

店長B
いや、「市」と「省」というのがあるんですけど、あ、「市」と「省」は同じ存在です。上海市が「市」なのは、東京と一緒です。東京も、東京「都」ですよね。


---ああ、はいはい。

店長B
それと一緒です。で、その「市」と「省」の上に、国の「文化部」というのがあるんですよ。


---なるほど、大まかな方針はその「文化部」が決めると。

店長B
そうでそうです、で、細かい内容は、「市」とかで決める。

店長B
今、この店がやってることっていうのは、ここは新しい施設なんですよってことなんですね。


---うんうん。

店長B
今、この店はギャンブルではなく、「景品交換」をやってますが、「景品交換」自体は別に新鮮っていうわけではないんですよ。既にゲームセンターとかが、やってることですから。


---はー。そのゲームセンターの景品というのも、上限は一緒ですか?2000元?

店長B
一緒ですね、2000元です。


---じゃあ本当に一緒なんですね。でも、その2000元は、上がる可能性があると。

店長B
ありますね、「市」が決めるんで。


---その「市」っていうのは、誰が決めるんですか?市長?

店長B
いや、「局長」ですね。


---ああ、さっきの管理局の「局長」が決めると。ってことは、その「局長」ってのはやっぱり、凄いんですか?その、接待とか。

店長B
してないしてない(笑)
そんなに腐ってないです、そこまで腐敗してない(笑)


---腐敗してない(笑)

店長B
あの、ちゃんと「筋さえ通せば」、やってくれますよ。少なくとも上海では。他の省は、知りませんけど。

筋さえ通せば


---「筋さえ通せば」(笑)凄い言葉知ってますね。
ところで、なんでそんなに日本語上手いんですか?

店長B
ゲームが好きなんですよ。昔、中国のナムコのゲームセンターにも勤めてました。


---へえ~!ナムコと言えば、鉄拳とかやってた?

店長B
やってました。その時は、鉄拳5かな。


---それって当時は、最新のゲームだったんですか?ちゃんと最新のゲームを入荷して?

店長B
そうです、最新。


---キングオブファイターズは?中国の人は好きって聞きますよね。

店長B
いやー、それはねえ、昔の話かなあ。


---昔なんだ。

店長B
今は、ゲームセンターも減ってきてますね、どちらかというと、ファミリー向けにシフトしようとしてます。


---日本と一緒ですね、その辺は。今も、ゲームはやってるんですか?

店長B
やってますよ、PS4と、スイッチ。


---ほお、スイッチですか。
....スイッチって、中国じゃ売ってないですよね?それって、記事に書いても大丈夫なやつですか?

店長B
いや、別に違法とかじゃないんで(笑)
香港とかから取り寄せるんですよ。ネットで普通に買えますよ。


---あーなるほど。安心しました。

店長B
日本の人も結構買っていきますよ、こっちで。


---日本人が?なんで?

店長B
いや、日本って今買えないでしょ、スイッチ。


---あーそういう意味で。確かにそうですね。
ちなみに、スイッチでやってるソフトは?

店長B
いや、モンハンです。


---あなたもモンハンですか(笑)
店員Aさんもモンハン好きって言ってました。中国では人気なんですか?

店長B
あのですね、昔、PSPでモンハンがすごい流行ってたんですよ。


---そのPSPってのは、本物?

店長B
本物ですよ!(笑)
PSPに偽物なんて無いでしょ!


---ふーん

店長B
そう、だから、昔PSPでモンハンやってた世代には、人気があるんですよ。


---モンハン世代が居ると(笑)なるほど。

パチンコの話に


---話を戻します、パチンコの話に。えーと、さっき、新しい台を入れるのが難しいとありました。それは、具体的に言うと何がどう難しいんですか?

店長B
まず、機械毎にシールが貼ってあるんですね、認定のシールなんですけど。

sss


店長B
これって、上海市に申告しないと、駄目なんですよ。これってゲームセンターも一緒なんですけど。審査を通って、それを貼らないと、ビジネスで使えないんです。だから、上海市に申告する必要があるんですが、パチンコ台っていうのが、あまり上海市に認識されてないんですよ。


---あ~、前例が少ないと。

店長B
そうですそうです。だから、一般のルートとは違うというか、特殊なルートになるんですよ。


---はいはいはい。

店長B
だから、時間と、手間が掛かっちゃう。


---その時間っていうのは、具体的にどのくらい?

店長B
それがわからないんですよ。


---あーわからないのか。

店長B
そうなんですよ。

店長B
そしてもうひとつハードルがあります。税関です。


---なるほど。今、既にある台も、税関を?

店長B
はい、通ってます。でも、税関にとって、これ(パチンコ台)って、ギャンブル機なんですよ。


---あー、見た目がね?

店長B
はい、どう見たって、ギャンブル機じゃないですか。


---うん(笑)

店長B
そう、だから税関を通すのも難しいし、時間が掛かります。で、その税関を通す為には、まず上海市の審査を通ってないと、通らないんです。ですから、時間が掛かるんです。


---なるほどねえ。
ちなみに、今、日本のパチンコで、釘調整が禁止され、設定が導入されるという話がありますが、どう思いますか?

店長B
設定?スロットじゃなくて?


---はい、パチンコ台です。

店長B
パチンコ屋が釘調整できないってそれは...苦しいですよね。うん。


---パチンコが今後海外に展開したとしても、今のパチンコのゲーム性っていうのは、わかりづらいのかなと思うんですね。そこに対して、ゲーム性に対しての要望とかありますか?

店長B
ゲーム性...うーん、まあ確かに、簡単ではないのかなとは思いますが。要望は...とりあえずその、中国語にしてほしいですね。


---あーなるほど(笑)
まあ確かに。そこは大事ですね。


---ちなみに、パチンコ台って壊れたらそのままですよね?アフターケアとか、無さそうですけど。

店長B
無いですね、壊れたらそのままです。

自貿区のコンセプト


---ちなみに、自貿区というのは、上海市の他にもあるんですか?

店長B
ありますよ、中国に全部で5個あります。ちなみに、上海市の自貿区というのは、何もしてないんですよ。


---何もしてない?どういう意味?

店長B
自貿区のコンセプトとして、例えば海外のものだったり、何かを入れたいって時に、まず自貿区で試して、問題ないってのを確認できたら、「市」なら「市」、「省」なら「省」に広めて行く。それが、自貿区のコンセプトなんですね。


---はい。

店長B
その中で上海市っていうのは、守りに入ってるんですよ。


---守り(笑)保守的だと。あんまり冒険的なことはしないんですね?

店長B
そうです。例えば、「習近平」が何かを決めて、「お前らこれやれー」って言ったとしてもですよ、最終的に実施して責任を取るのって、上海市になるんですよ。


---うんうん。

店長B
上海市の担当にね、なるんですよ。


---なるほどね、だから冒険はなかなかしないと。
では逆に、攻めてるのは、どこ?

店長B
天津の方ですね。天津市の方の自貿区。


---それは、どういう攻め方?

店長B
経済的に。


---経済的に(笑)

店長B
そう、銀行とか。


---あー、銀行、そっちか。


---ちなみに、今後について、自貿区の外に店を広げて行きたいとありましたが、それってもう具体的にいつとか、決まってるんですか?

店長B
いや、決まってないですね。


---なるほど、まだ具体的には無いと。

格闘ゲームやりますか?



---最後に聞きたいんですけど、今って格闘ゲームは何かやってますか?先程、昔は鉄拳やってたという話もありましたけど。

店長B
ストリートファイター5やってます。


---え!?スト5やってるんですか?ちなみにそれは、アーケードコントローラーとかを、買って?

店長B
いや、PAD派です。


---PAD派。でも、鉄拳は、ゲームセンターでやってたんですよね?レバーで。

店長B
鉄拳はそうですよ、ストリートファイターは昔から、PAD派。


---ほ~。ちなみにスト5のネット対戦って、中国は問題なく出来るんですか?

店長B
出来ますよ、問題なく。中国同士ならね。ただ、日本との対戦とかだと、ラグいですね。


---あーまあ、それはね。ちなみに動画とか、見ます?

店長B
いや、そこまでは。友達とかと、やってるだけですね。


---有名なプレイヤーとか、知ってます?

店長B
あんまり見ないですから、知らないんですよね。だから、知ってるのは、ときどさんと、あと、あの伝説の?ウメハラさんくらいですね。


---なるほど。はい、本日は貴重なお話ありがとうございました。

店長B
いえいえ、ありがとうございました。




以上で中国パチンコ屋訪問インタビューは終了です。



今回、突然の申し出にもかかわらず、快く協力してくださった「太田遊戯体験中心」のスタッフの皆様、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。





以上

中国パチンコインタビュー記事

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海外(中国.上海)のパチンコ屋に行ってみた。その店内の様子とは?【太田遊戯体験中心、オータグループ】

その2
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